2018年5月22日火曜日

新しい開発板、ESP-32Fキットを購入

果云科技という中国メーカーのESP-32F開発キットを購入しました。
Image result for esp-32f kit
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0.96インチOLEDバージョンや1.44インチTFTバージョンもあります。
M5Stackのぱくり版みたいのものです。
でも、M5Stackより大きいし、ケースもありません。
そして、このキットに関する情報がとても少ないのです。
英語のサイトはなし、日本語のサイトももちろんありません。
見つけたのが中国語のサイトに、
ESP-32F関連ソフトやマニュアルのダウンロードサイトです。

幸い、中国語がわかります。
そして、Arduino IDEにESP-32Fを追加した時、
自分で苦労した分、みんなが同じようにならないため、
ここで簡単に手順を紹介します。

まず、ESP-32Fのマニュアルやソフトは
https://pan.baidu.com/s/1ycfadOAvoBZxL1R_L1MY-A
からダウンロードできます。中国語ですけどね。
暗号やパスワードに聞かれたら、bwleを入力してください。

そこのArduino ESP32というフォルダから、
arduino-esp32.rar
というファイルをダウンロードします。

次に、Arduinoのhardware/espressif/esp32にboards.txtというファイルに、
以下のものを追加します。
ーー追加開始ーー
esp-32f.name=ESP-32F

esp-32f.upload.tool=esptool
esp-32f.upload.maximum_size=1310720
esp-32f.upload.maximum_data_size=294912
esp-32f.upload.wait_for_upload_port=true

esp-32f.serial.disableDTR=true
esp-32f.serial.disableRTS=true

esp-32f.build.mcu=esp32
esp-32f.build.core=esp32
esp-32f.build.variant=esp-32f
esp-32f.build.board=ESP-32F

esp-32f.build.f_cpu=240000000L
esp-32f.build.flash_mode=dio
esp-32f.build.flash_size=4MB
esp-32f.build.boot=bootloader_esp32f
esp-32f.build.partitions=default

esp-32f.menu.FlashFreq.80=80MHz
esp-32f.menu.FlashFreq.80.build.flash_freq=80m
esp-32f.menu.FlashFreq.40=40MHz
esp-32f.menu.FlashFreq.40.build.flash_freq=40m

esp-32f.menu.UploadSpeed.921600=921600
esp-32f.menu.UploadSpeed.921600.upload.speed=921600
esp-32f.menu.UploadSpeed.115200=115200
esp-32f.menu.UploadSpeed.115200.upload.speed=115200
esp-32f.menu.UploadSpeed.256000.windows=256000
esp-32f.menu.UploadSpeed.256000.upload.speed=256000
esp-32f.menu.UploadSpeed.230400.windows.upload.speed=256000
esp-32f.menu.UploadSpeed.230400=230400
esp-32f.menu.UploadSpeed.230400.upload.speed=230400
esp-32f.menu.UploadSpeed.460800.linux=460800
esp-32f.menu.UploadSpeed.460800.macosx=460800
esp-32f.menu.UploadSpeed.460800.upload.speed=460800
esp-32f.menu.UploadSpeed.512000.windows=512000
esp-32f.menu.UploadSpeed.512000.upload.speed=512000
ーー追加終了ーー

そして、ダウンロードしたRARファイルのesp32/variantsディレクトリから、
esp-32f
というディレクトリをArduinoのhardware/espressif/esp32/variantsへコピーします。
また、ダウンロードしたRARファイルのesp32/tools/sdk/binディレクトリから、
bootloader.bin
というファイルをArduinoのhardware/espressif/esp32/tools/sdk/binへコピーし、
bootloader_bootloader_esp32f_80m.bin
に名前を変更します。

ちなみに、ダウンロードしたRARファイルのesp32/librariesディレクトリには
ESP-32F
というディレクトリがあります。
中にはESP-32F関連のexamplesがあります。
RGB LEDのスケッチやスピーカーのスケッチを試しでコンパイルして、
ESP-32Fへアップし、ちゃんと動くかどうかを確認しましょう。

この情報が役に立てればうれしいです!😊

2 件のコメント:

  1. 素晴らしいご投稿ありがとうございます。早速ご指定の下記サイトにアクセスしようとしたのですがパスワードを求める画面でご指定のものを入力したのですがそれ以上先にすすみません。もしご教示いただけるとありがたいです。https://pan.baidu.com/s/1ycfadOAvoBZxL1R_L1MY-A

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  2. コメントありがとうございます。
    https://pan.baidu.com/s/1ycfadOAvoBZxL1R_L1MY-A
    に入れば、パスワード
    bwle
    を入力すればフォルダーがあると思います。
    しかし、Baiduからダウンロードするには専用のアプリが必要になったらしく、ダウンロードボタンを押すとそのアプリをダウンロードするという通知が表示されます。私もこのアプリをダウンロードしたことがありませんが、どうすればよいかわかりません。あまり中国サイトのアプリをインストールしたくないのが正直な感想ですが。。。
    また、以前ダウンロードしたファイルを探してみましたが、見つからず、お渡しすることができません。
    Arduinoで一般のESP32 Dev Moduleでフラッシュしてみてください。基本的に同じだと思います。パラメーターはboards.txtに入れる設定から参照できます。あとはスピーカーのピンとLCDのピンですが、それも今手元に情報がありません。
    これ以上の情報が提供できなく、申し訳ございません。

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