2019年1月15日火曜日

危機感を欠ける

言うまでもなく、日本人はよく「危機感がない」と言われます。
今回のJOC賄賂疑惑も象徴の一つでしょう。

実際に賄賂なのか、正規なコンサルティングなのか、それは当局が調査してから明らかになることでしょう。
でも、最初から、少しでも「賄賂かもしれない」という印象を世間に与える可能性があれば、別のコンサルティング会社を選ぶではないかと思います。
それができないのが、危機感が足りないと、私が思います。

常にリスクについて考えて、リスクがあれば、そのリスクをとるのか、何かの対応で緩和するのか、決めなければなりません。
「何とかなるでしょう」と甘く考えると、後々大変なことになります。

2019年1月13日日曜日

また新商品、ESP32のカメラモジュール

先日、ESP32の新カメラモジュールについて書きましたが、すぐにまた新商品が出ているとわかりました。

まずはEspressif社の正規商品。
まだ開発中で、発売されていません。
ESP-EYEと言います。
ESP-EYE ESP32 AI Development Board Supports Face detection, Voice wakeup

顔認識のために開発されているようです。
ESP32を使用し、8MBのPSRAM搭載。
マイクもあります。
最終的はESP-WHOというファームウェアで顔認識をするそうです。
USBポートはありますが、SPI関連ピン以外のピンがブレークアウトされていなく、他の用途に回すのが少し難しいかもしれません。

次は既に発売されているTTGO T-Cameraです。
TTGO T-Camera ESP32 Camera Board Comes with OLED Display, Sensors

これもピンがブレークアウトされていませんが、BME280環境センサー及びPIRセンサーがあります。
使用するESP32も最新のESP32-WROVER-B、8MBのPSRAMが内装されています。
さらに、0.96インチ128x64 OLEDもついています。
これもピンがブレークアウトされていませんが、USBとI2Cに接続するコネクターがあります。
電池コネクターと充電ICもあります。
TTGOからファームウェアも出ています。
購入はAliExpressから。値段はM5Cameraより少し高いです。
商品が届いたら、レビューします!

ちなみに、BME280やPIRセンサーが搭載されていないバージョンもあります。
TTGO T-Journalと呼びます。

ファームウェアはこちら
購入はLilyGOストアから。

なんか、最近、ESP32のカメラモジュールが大ブームだそうです。
今後の動きも楽しみにしています!

2019年1月12日土曜日

ちょっと、専門知識ないのに何で発言するの?

朝の情報番組。
元防衛大臣が出演。
韓国海軍軍艦が海上自衛隊哨戒機へFCレーダーを向けた疑い。
信じられない言葉が出ました。
日本のEEZにもかかわらず「無害航行」。
ええええ????
あなた、元防衛大臣?
知らないの?
「無害航行」って、領海内しか適用しないものですよ。
EEZで無害航行というものはありません。
EEZは全ての船舶が自由に航行できる場所です。
ただし、経済活動は沿岸国の特権です。
他の活動は自由に行って結構です。
海洋法の基本的なことです。
それも理解できないものが大臣をやっていたなら。。。どうやって自衛隊に指導をしたのか?

また、日本の番組によくあることです。
パネルはレギュラー出演。
その日に起きた話題など、専門知識があってもなくても、自由に発言。
それは情報になりません。
ただの感情です。
軍事や海洋法の専門家でもないのに、発言するのをやめてほしいです。
番組として、その話題について議論したいなら、ちゃんとした専門家のパネルを呼んでください。

2019年1月5日土曜日

新しいESP32カメラモジュール

先日、M5StackのESP32カメラモジュールについて書きました
ファームウェア、ソースコードなどはこちらです。
https://github.com/m5stack/esp32-cam-demo

その後、M5Stack社はPSRAM付のモジュールを
M5Cameraという名前で発売開始しました。
ファームウェアも既にフラッシュされて、購入してそのまま使えます。

中身はESP32のWROVER(4MbのPSRAM内装)を使用しているみたいです。
写真通り、カメラモジュールがケースの中、そのケースもレゴと交換性があります。
これを使って、カメラ付きのレゴロボットを作ることも可能でしょう。
ファームウェアのソースなどはこちら:
https://github.com/m5stack/m5stack-cam-psram
Switch Scienceから購入できます。

そして、A.I.Thinker社も廉価カメラモジュールを発売開始しました。
値段はM5Cameraの約半額。
機能も同じ。
ただ、ケースがなく、USB接続もできません。
新しいファームウェアをフラッシュする時はUSB→Serialアダプターが必要です。
フラッシュする時は、3.3VとGNDをアダプターの3.3VとGNDに接続、モジュールのIO1(TX)をアダプターのRX、IO3(RX)をアダプターのTXに接続、そしてIO0とIO2をGNDに接続します。その後、RSTボタンを押します。
そうすると、ESP32はフラッシュモードに入ります。
ファームウェアはEspressifの公式なスケッチ:
https://github.com/espressif/arduino-esp32/tree/master/libraries/ESP32/examples/Camera/CameraWebServer
自分のSSIDとパスワードに書替え、コンパイルしてフラッシュ。
フラッシュが終わったら、IO0をGNDから切断し、RSTボタンを押せばESP32は普通モードに入り再起動します。
起動したら、ターミナルからモジュールのIPアドレスを確認し、そこへ接続すれば設定メニューが出てきます。
画像の解像度を選択して、下の「Stream」を押せばビデオが流れます。
このモジュールはESP32のWROOMを使っていますが、PSRAMのICもあるため、実はM5Cameraと同じ性能です。
640x480のビデオは問題なくストリーミングできます。
1600x1200までもストリーミングできますが、少しラグがあります。
でも、全然使えます。
今のところ、国内ではまだ扱っていないため、購入はAliexpressから。
例えば、ここ

今度、CameraWebServerESP3Dを合体してみます。

追記:
USB→SerialアダプターはAMS1117などがあるものを使いましょう。
例えば、これ
そうでないと、電流が足りなく、ESP32はWiFiを起動できなく、ブラウンアウトします。