2021年1月13日水曜日

新しい生活様式は緊急事態宣言下のみではない

新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため、3密を避けることが重要と言われています。
3密とは、
1.密閉空間(換気の悪い密閉空間である)
2.密集場所(多くの人が密集している)
3.密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる)
のことです。

今の緊急事態宣言は効果あるのか?
 
テレワークへの移行は3密を減らすでしょう。
しかし、テレワークができない業種や会社もあります。
その場合、時間差出勤を推進する必要があります。
 
飲食店の時短営業は確かに夜8時以降の3密を減らしますが、それ以外の時間帯ではさらなる取り組みや工夫が必要です。
例えば、店内の客数制限や、お客様グループの人数制限など。
そうしない限り、同じ密閉空間に多人数が集会し密接することが続きます。
そもそも、人々が大人数で集まらなければの話です。
少人数で時間差をもって飲食店へ行く、食事中も十分な距離をとる。
こうすれば、飲食店も営業し続けられるでしょう。
 
イベントや他の娯楽(スポーツ観戦や映画など)も同じでしょう。
同じ場所に多人数がいるとしても、
しっかりした換気と十分な距離をとることで密閉と密接を防ぐことができます。
換気は場所によって難しい場合もありますが、
距離をとることは主催者や運営者の意志があればできるでしょう。
 
現時点、学校は通常通りです。
同じ場所に数十人が集い、共通な作業(勉強)を行う。
3密を避けるのが難しいと思っても、
まずは換気から始めましょう。
 
そして、一番重要なポイントです。
感染症に勝つためには常に一歩前に歩かなければなりません。
これらの取り組みは、緊急事態宣言が解除されても、ワクチンが普及しない限り、続くべきだと思います。
これが新しい生活様式です。
緊急事態宣言が解除され、また昔のように戻れば、感染は再び広げます。
今まで我慢したこと、努力したこと、意味がなくなります。
そうならないため、解除しても距離をとることが重要です。
個人も企業も、責任を持って距離をとらなければ、
同じことの繰り返しになるだけです。
皆の自覚ある行動で感染症を乗り越えましょう!
 

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