2020年12月8日火曜日

コマンドラインからUbuntu 20.04からUbuntu 20.10へアップグレード

Ubuntu 20.10がリリースされました。
私はラスベリーパイ4上でUbuntu Core 20.04を使っていました。
このガイドに従って、コマンドラインからUbuntu 20.10へアップグレードしました。
今回は私が実際に使った一連のコマンドを紹介します。

まず、
sudo apt update && sudo apt dist-upgrade
でレポ情報の更新と準備。
そして、
sudo nano /etc/update-manager/release-upgrades
を使って、/etc/update-manager/release-upgradesを編集します。
Prompt=lts

Prompt=normal
に変えます。
 
そして、
sudo do-release-upgrade -d
を実行し、アップグレードを開始させます。
少し時間かかります。
また、アップグレード中、数回プロンプトが出ます。
基本的にデフォルト回答で問題ありませんが、
サービスのリスタートについて、「はい」と答えても問題ありません。
 
アップグレードが完了したら、再起動します。
sudo reboot

第三者レポは無効にされますので、有効にするため、
sudo sed -i '/deb/s/^#//g' /etc/apt/sources.list.d/*.list
sudo sed -i 's/focal/groovy/g' /etc/apt/sources.list.d/*.list
sudo apt update
を実行します。
 
しかし、まだ20.10に対応しないレポもあるかもしれません。
例えば、メディアサーバーのJellyfinというソフトウェア。
この場合、無効にする必要があります。
sudo nano /etc/apt/sources.list.d/jellyfin.list
を実行して、該当レポの前に「#」を付けます。
例えば、
# deb [arch=arm64] https://repo.jellyfin.org/ubuntu groovy main # disabled on upgrade to groovy
 
こうすれば、sudo apt updateが実行できるようになるはずです。

neofetchの出力:

ま、システムをアップグレードすることはリスクがあります。
自己責任でこのガイドを活用してくださいね。
こちらは一切責任を負いませんから。
 
デスクトップ環境(GUI)が必要な方は、
「実際に試していません!」が、
ここで記載された方法でもできるはずです。
でも、Ubuntu Desktop 20.10をダウンロードした方が早いと思います。

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