2017年10月19日木曜日

太極拳、ゆっくり練習する意味

楊式太極拳の套路を約30分かけて練習。
陳式老架一路を約15分。
孫式は約12分。
それでも武術かと思う人もたくさんいるでしょう。

なぜ太極拳はゆっくりしたペースで練習するのか?
実は脳と体が動作を覚えるためには、動作を繰り返す回数ではなく、その動作に専念する時間です。
脳と体につながる神経に「信号」を出す時間とのことです。

100回に動作を1秒ずつ早く動くと、10回で同じ動作をゆっくり10秒かけて動く。
「信号」を出す時間は同じ100秒です。
脳と体に覚えさせる効果が同じとのことです。

また、ゆっくり動くと動作を正しく完成することも確認でき、動作を正確に覚えさせる。
太極拳のゆっくり練習する意味です。

ゆっくり、細かく、正しく。
この重ねで功を積んでいく。

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