許可なく領空に入ってくる他国の飛行機。
領空侵犯です。
そして、領空侵犯は敵対行為なので、
主権国家は自衛のためにそれを撃墜する権利があります。
しかし、それはあくまでも許可なく自国の領空に入ってくる飛行機に対する話です。
国際空域で飛行中の他国の飛行機を撃墜することはできません。
でも、国際法では、
交戦国が中立国家の領域外であれば交戦できます。
ようするに、交戦国が相互の領域内及び国際水域・空域で交戦することができます。
北朝鮮はアメリカが宣戦布告をしたと言い張っています。
ようは、北朝鮮とアメリカが交戦状態にあると主張しています。
だから、国際法に基づき、アメリカの飛行機が国際空域にいても撃墜できると言っています。
国際法によれば間違っていない解釈です。
鍵は、トランプ氏の一連の発言は宣戦布告として見なすことができるかどうか?
現段階ではまだあいまいですが、
更なる挑発的な発言を繰り返せば、
北朝鮮に大義を渡すだけでしょう。
言いたいことがあっても、脳を通してから言いましょう。
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